第5回地下環境水文学に関する研究集会(2004年度)記録

◆日時

平成16年6月5日(土)〜6月6日(日) 

◆場所

霧島ハイツ(鹿児島県)

◆参加者

原口暢朗(農業技術研究機構・九州沖縄農業研究センター)・特別講師、有田正光(東京電機大)、伊藤祐二(鹿児島大学連合大学院)、江種伸之(和歌山大学学)、川西拓也(金沢大学)、木下孝介(地盤調査事務所)、久堀泰佑(和歌山大学大学院)、後藤大輔(和歌山大学大学院)、小松義隆(法政大学大学院)、齋藤雅彦(神戸大学)、坂本康(山梨大学)、神野健二(九州大学)、清家志乃(和歌山大学大学院)、堤敦(ジオスコ)、中川啓(鹿児島大学)、中山比佐雄(シエスタクラブ)、西田継(山梨大学)、羽田野祐子(筑波大学)、原田ミチル(宇部建設コンサルタント)、藤田昌史(山梨大学)、芳賀弘和(山梨大学)、籾井和朗(鹿児島大学)、山下清吾(豊田高専)

◆スケジュール

6月5日(土)

 13:30-16:40 研究討論会(テーマ:物質輸送・不均一性)

 16:50-18:20 特別講演会(原口暢朗 (独)農業技術研究機構九州沖縄農業研究センター)

・6月6日(水)

 9:00-11:40 研究討論会(テーマ:環境・水文)

◆発表内容

特別講演 「土壌物理学におけるアップスケーリングに関するいくつかのアプローチについて」原口暢朗((独)農業技術研究機構九州沖縄農業研究センター)

*テーマ:物質輸送・不均一性

「Air-spargingにおけるtailingについて−物質移動速度のべき乗分布?−」 川西拓也(金沢大学)

「物理モデルを用いた溶質移動過程の経路依存性に関する検討」 木下孝介((株)地盤調査事務所)

「2次元溶質移動実験に基づくtailing現象の把握」 小松義隆(法政大学大学院)

「間隙空気の運動を考慮した降雨浸透過程の数値シミュレーション」 齋藤雅彦(神戸大学)

「樹木周辺表層土壌の体積含水率・浸透水量の空間分布と変動」 坂本康(山梨大学)

「新しい移流分散式と間隙流速の測定について」 羽田野祐子(筑波大学)

*テーマ:環境・水文

「水資源としての池田湖の水収支についての研究」 伊藤祐二(鹿児島大学連合大学院)

「トンネル湧水と周辺の沢水・降水との関連性の解明」 後藤大輔(和歌山大学大学院)

「窒素肥料汚染による酸性土壌水の移動特性」 久堀泰佑(和歌山大学大学院)

「紀ノ川流域において冬季に観測された植物プランクトンの特徴に関する研究」 清家志乃(和歌山大学大学院)

「キノンバイオマーカーを用いた山腹斜面水文プロセスの解析」 藤田昌史(山梨大学)

◆打合わせ内容

1.来年度以降のグループの活動方針として、来年度も研究集会を開催する。

2.開催場所は金沢を第一候補として、会場の選定は金沢大学の川西先生にお願いする。

3.開催時期は11月ごろを第一候補として調整する。

4.特別講演として周辺分野の専門家を招く形式は今後も続ける。